マレーシアビジネス全面サポート| SENTROマネジメントサービス

SENTRO Management Service

言語選択    

マレーシアの言語


マレーシアは多民族、多言語国家であり、国語はマレー語、公用語は英語で、国内ではその他に中国語、タミール語が話されています。
日本では、国語も公用語も日本語のため、それらの違いや、母国語と母語の違いなど意識せずに過ごしますが、マレーシアでは上記以外の言語の他にもそれぞれの地域の言葉など、多種多様なため、言語についての理解に少し戸惑うかもしれません。

マレーシアの小学校は、マレー語で授業が行われる国民学校や、中国系の中国語(北京語)、インド系のタミール語で授業が取り行われるそれぞれの民族学校を選択することができます。いずれもマレー語は必須授業のため、すべての民族での共通語となります。
また、小学校以降は日本の中学、高校にあたる中等教育の5年間や進学のための統一試験はすべてマレー語で行われるため、マレー語が必須となってきます。

マレーシアで有名なマレー人優遇政策、ブミプトラ政策のため、マレー系マレーシア人以外の民族はマレー系以上の成績を残さないと、進学の面でも不利となります。
そういう背景も影響して、中国系やインド系マレーシア人は進学に海外の大学を視野にいれる選択肢を持つ人たちが多く、必然と英語ができる人も多くなります。もちろん小学校以前からの英語教育に力を入れているマレーシアですので、日本人の平均的な英語力に比べると高い英語力も持った人がすべての民族において多いですが、非常に個人差があるように感じます。

また、ビジネスシーンではほぼ英語で行われることが多いです。しかし、ひとたび公的機関が関係するとマレー語でのやり取り、またはマレー語での書類提出などが必要とります。

マレー系以外のマレーシア人は、上記のような教育環境や社会環境のため、一人で3か国以上の言語を話す人が多くいます。マレー語と英語に加え自分の民族の言葉です。例えばクアラルンプール(KL)の中国系には広東圏をルーツに持つ人が多く、多くの中国系が広東語を話します。広東語を一言に中国の方言と言っても、日本語でいう方言のように理解できるレベルではありません。北京語とはまったく違う言語と考えた方がいいでしょう。見た目に同じ中国系マレーシア人でも広東語を理解しない人も多くいます。

そのほか、出身地域により福建語、客家語、等々です。ただ、出自別の人口分布以外でも、マレーシアで放映されている香港のテレビ番組の影響や、香港映画の人気などで広東語は北京語の次にメジャーです。
英語が苦手でも中国語(北京語)が話せる方であれば、マレーシアではそれが強い武器になること間違いありません。ただし、中国のように漢字による筆談は、読めない中国系も多くいますのであまり通用しないかもしれません。

インド系の言語としては、南インドをルーツとする民族が多いため、タミール語がメジャーな言語です。ただ、人口の1割ほどの人口比も相まって、外国人や他の民族がタミール語を必要だと感じることは少ないです。