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マレーシアのタブー


マレーシアはイスラム国家のため、日本での振る舞いがタブー視されることがあります。
長期滞在するにあたって、初めから知っておけばトラブルにならない、または相手を不快にさせずスムーズなマレーシアンライフを送れるのではないでしょうか。

マレーシアは常夏で、東海岸に行けばきれいなビーチも広がっているため、日本にいる時より開放的な気分になりがちです。
しかし、マレーシア国民はイスラム教ではない民族でも、日本人より保守的な人、保守的な習慣を守る人が多く存在します。

まず、男女を問わず、過剰な肌の露出はNGです。マレーシア人、特にイスラム教ではなく、文化が少し似ている中国系を見るとよく分かりますが、驚くほど白い人が多いです。それは過剰な肌の露出をよく思わない慣習によるところが大きいからです。
常夏ですが、一旦建物の中に入るとエアコンの効きが強すぎて寒く感じるところもあるため、長袖の着用率が高く、オフィスから出てくる人をみると長袖の人が大変多いことに気が付きます。肌の露出が多い人は旅行者だとすぐに分かるのもそういった理由が一つです。

マレーシア生活が進むと気が付くことの一つが、マレーシア人は人差し指で物や人を指さないということです。
それらの行為はタブーとされています。人差し指でさされた相手に悪魔が宿ると信じる人が多いと言われますが、とにかくやってはいけないことだと親から教えられるようです。
物や人を指すときは、みんな親指を使います。始めは違和感がありますし、人によっては人差し指を指すことで怒り出す人もいるので気を使いますが、 メニューを注文するとき、誰かに何かお願いするときなど、一番頻繁に目にするマナーでもあります。
慣れてくると自然とこちらも同じように親指や他の指を使うようになるでしょう。

在住が長くなるとペットを飼う人も出てくるかもしれませんが、犬には要注意です。
イスラム教では豚が不浄として忌み嫌わることは有名ですが、犬も同様です。犬に触れることを不浄としているため、こちらもその知識を持つ必要があります。
一方で、中国系マレーシア人には愛犬家が多く、犬を飼っている人はたくさんいますし、ペットショップや動物病院もたくさんあります。
ただ、イスラム系のマレーシア人の中にも犬は可愛いと思っている人が大勢います。
可愛いけど、触っちゃダメなんだ・・・と苦悩しているマレーシア人もたくさん会いました。マレー系の獣医もいます。
マレー系の顔立ちだけでムスリムだと決めつけることはできませんが、犬以外の動物を担当するなど分担されているのかもしれません。
ただし、マレーシアの東海岸など、保守的なムスリムは、犬の写真さえ忌み嫌う人たちもいます。
大学の寮で東海岸出身のムスリムの女性とルームシェアをしていた時、自分のスペースに飾っていた犬の写真を勝手に破棄されたことがあります。
当時は全くの無知で理由が分からず、彼女に聞いたところ、お祈りに集中できなくなるといったことを言われました。周りの人に確認すると彼女の行動はやり過ぎだそうです。
確かに、犬のぬいぐるみを実物は飼えないという理由で大切にしたり、写真で我慢するというムスリムもその後たくさん出会ったので、彼女の行動はやり過ぎだったのかもしれません。
ただ、仕事上利用する写真、オフィスに飾る物に犬を使用する際は、周りの意見を十分に確認するということがマレーシアでは大切です。
また、ペットと暮らすようなことがある場合、犬の放し飼いや連れていく場所には気を付けなければいけません。